- 今日のふるごと -76-
-
先皇は天下を泰(たいら)げ兆黎を楽にし、先公は朝廷に位し万庶を正し、其の難きを以て然も之を安らぐ。是、異事を無くし、維(これ)孝を宗(たっとん)で仁に止まらむ而巳。孝は仁の端(はじめ)、仁は之孝に全(そなわる)なり。一善立て万善、従いて一事が万事を截つ。御(しろしめす)に何ぞ善と成らざらむ。何ぞ國の治まらざる。
「御語本紀」より
先皇は天下泰平を第一に朝廷において諸々の民を正しく導き、困難とせずに皇政に心を注ぐ。これ以外に道はなく、これは孝を尊ぶことである。孝は仁の入口でありが、仁は孝に含まれている。一善から万善へ、一事が万事と為す。このように政を為し善とならぬことがあろうか、国が治まらないということがあろうか、否。
孝経に「夫れ孝経は天の経(おしえぶみ)なり。地の義(ただしさ)なり」とある。また義(つつしみ)ならざれば孝にあらず。君に仕え不忠は孝にあらず、官にのぞみ不敬なれば孝にあらず、朋友に信ならざれば孝にあらず、戦陣に勇無きは孝にあらず」と曾子は説く。
お知らせ
- 2026/05/20 その他 神代本紀の帯文についての考察
- 2026/04/07 その他 二月課題 「神と人の関係について」 掲載しました。
- 2026/04/07 その他 神代本紀 先代旧事本紀大成経伝(七)発売中
- 2026/04/02 その他 会員更新について
- 2026/03/04 お知らせ 課題 魔避祝詞から考える














